JIDが高校生を対象にした『18歳成人消費者セミナー』を全国で実施中!

2024.02.02

2022年4月の民法改正により成⼈年齢が18歳に引き下げられ、現在は高校3年生でも保護者の同意なしに⾃らの意思で⾃由に契約⾏為ができるようになりました。改正により18歳からクレジットカードの作成が可能になり、ローンなども組めるようになると⾏動の自由度や選択肢が増えました。同時に、契約内容を守る責任と義務が⽣まれ、簡単に契約を取り消すこともできなくなりました。

賃貸借契約の連帯保証⼈を担うJIDは、以前より家賃滞納に⾄ってしまう若者の増加を⽬の当たりにしており、危機感をつのらせていました。そして民法改正をきっかけに、高校生の段階で契約行為の大切さを知り、悪質商法などに騙されることなく将来も安心して暮らして欲しい、という思いで『18歳成⼈消費者セミナー』を企画。昨年10月より、全国各地の高校にて実施し、社会貢献活動として取り組んでいます。

セミナー参加者には、より理解を深めてもらうため⽳埋め式で書き込みができる学⽣⽤リーフレットを配布。 どうして成年年齢が18歳に引き下げられたのか、18歳になったらできること・20歳にならないとできないこと、悪質商法の手口など、実際に若者が被害にあった事例なども紹介し、40~50分間の構成で話をいたします。

これまでに、関東・中部・近畿・中国・九州の16校でセミナーを実施。今後も10校以上実施が決定しています。

ご参加いただいた学生からは、「動画配信サイトで"初回無料"や"効果が現れなかったら全額返金"という広告を見かけ興味があったが今後は慎重に行動したい」、「できることが増えるということは自分で負う責任も発生することがわかった」「18歳になったら自分の身は自分で守れるようにしたい」などの声をいただきました。

未来ある若者が、自ら問題を起こしてしまったり、トラブルに巻き込まれたりしないよう、今後も全国の高校生を対象に『18歳成人消費者セミナー』を実施してまいります。
相談や依頼等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。